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亜梨の電飾について(後編)

後編では、回路を実際にどのようにキットに組み込むかなどを解説します。




回路図
全体の回路図です。部材が多くて複雑な感じもしますが、前回掲載したLED+抵抗の回路を電池に並列にたくさんつなげているだけの単純なものです。
回路の上に書いてあるのは配置する場所です。番号や右左等が書いてあるのはどれも同じ回路です。
回路図全体

各パーツへのLEDの配置と、この回路図が実現できていれば、細かい事はさておき同じ様に光ります。
配線の経路や分岐点・抵抗をどこに置くかなどはどのようにやっても構いません。

以下に、今回作った見本で配線方法の一例を説明していきます。

フィギュアと台座の中に、どのように配線されてるか外から強引にトレースしてみました。
配線00
台座の中に電池を固定し、下記の5箇所で配線を分岐させています。
・台座内で、スピーカー2個とフィギュア本体へ分岐
・腰で、ユニット右・ユニット左・右腕・左腕・頭部へ分岐
・頭部で、ネコミミとヘッドホン右・ヘッドホン左に分岐
・腰ユニット右側で、円盤部とブリッジ部に分岐
・腰ユニット左側で、円盤部とブリッジ部に分岐

腰のブリッジには8個LEDが並んでいますが、8個直列に繋いでいるのではなく、回路図のように直列2個の回路を並列に4個並べています。
外に出ている黒いコードは飾りです。電気は通っていません。

線を通す穴は各パーツには開いていないので、3mmのドリルで各パーツに穴を開けました。
パーツの接合面で穴がピッタリ合わなくても、部分的に重なっていれば大丈夫だと思います。
ana3.jpgasi_haisen_h.jpg

LEDに直接線をハンダ付けする方法は、線の取り回しに苦労したり断線が怖かったりするので、できるだけやらないようにします。
そのかわりにキット付属のシール基板へ普通にハンダ付けし、各場所へ貼り付ける方法をとります。
この方法なら配線を比較的コンパクトかつ簡単に行えます(ネコミミと腰ブリッジの一部だけはスペースが無いので直接ハンダ付けします)。
si-rukiban5.jpg

LEDは光らせたい場所へ取り付けますが、抵抗は繋がってさえいれば置き場所はどこでも問題ありません。
なのでLEDから近いスペースのある場所に、何個かまとめて取り付ける事にします。配線の分岐もこのシール基板で行います。

各部の基板は下図のようにします。基板は写真のような大きさに切り抜き、写真と同じ部分を切り欠いてください。各回路ではいずれも、大元の+から各抵抗に分岐し、各LEDアノードへつながり、カソードから戻ってきた配線を1箇所へ集めて大元の-へつながっています。
腰ユニットの部分はLEDが混在したり少し複雑になっていますが、考え方は同じです。反対側も同じ様にします。
kiban_daiza_sen.jpgkiban_head_sen.jpgkiban_westinner_sen.jpgkiban_koshi00.jpg

各部分をテープ等で固定するとハンダ付けしやすいです。
koshiunit_yarikata.jpg

配線が終わったら、腰ユニットとヘッドホン部のシール基板を瞬間接着剤等でパーツに貼り付けます(写真だと腰ユニットの基板がまっすぐになってますが、カバーの窓の方向に合わせてナナメにして下さい)。
ブリッジの根元は折れやすいので注意してください(私は折りました…)
配線01heddohonn00.jpg

ちなみに貼ってから基板にハンダごてを当てるのは、熱でパーツが変形する可能性があるのであまりおすすめできません。

配線が終わったらカバーになるクリアパーツを接着します。
写真のように、光る部分は蛍光イエローで塗り、その他の部分は光が漏れないように黒・シルバーで厚めに塗ります。ライト等に近づけて光が透けないか確認してください。
kuriaparts.jpg

腕はこのように元あったダボを切り飛ばしてかわりにLEDを取り付けます。
ude_LED.jpg

スピーカーは、合わせ目から光が漏れないように内側からアルミテープや銀に塗ったテープで目張りしてください。というか最初から内側に目張り状の出っ張りを付けておくべきでしたorz
supi-ka-0.jpg

線の長さはピッタリにする必要はありません。あまりピンと張ると断線しやすくなるのでかなり長めにしておいて、折り曲げて基板ごとパーツのくぼみに押し込めば何とか収まります。
ana.jpgwest_kansei.jpgdaiza_naka.jpg

かな~り見苦しいというか釣り糸のオマツリみたいになっちゃってますが、どうせ組んでしまえば見えないところです。
(とは言っても、実際は参考書籍にあるような、ピンやコネクタを使って各部分毎に脱着可能にする方法がスマートだと思います)

台座はダイソーのコレクションボックスの台の部分だけを使っています。
見本では電池にスイッチを繋げて台座に取り付けました。こういうのです。タミヤが出しているスライド式のや、電池ボックスにスイッチが付いてるタイプでもよさそうです。
daiza_suicchi.jpg

スイッチは台座に合わせて作る人が選んだほうが良いと考えたので、今回はキットに含めませんでした。

最後に仕様部材の品番を書いておきます。キットにも予備を多めに入れてありますが、もし無くなったら通販で取り寄せるか店舗でお買い求めください。
・チップLED…OSYL1608C1A
・砲弾型3mmLED…OSYL3133A
・チップ抵抗…品番不明。秋葉原の千石電商で購入しました。1608サイズならどれでも代用可能かと思います。
・エナメル線(0.05mmUEW)…古河電工UEW 0.05mm 当方に大量に余っていますので、不足の場合はキットの説明書にある連絡先にご連絡いただければ5メートルくらいお分けします。
・シール基板 サンハヤト ICB-062

■参考書籍
月刊ホビージャパン 2011年6月号 ノモ研3rdEdition
ビは塩ビのビ ~PVCフィギュア改造マニュアル~




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電飾モノはいつかやりたいんですが、記事を読んでへこたれそうになりました..

>なかがわさん
ですよねぇ('A`)。自分で言うのもなんですが・・・

自分にできるのはパーツ形状を工夫して組む人の手間を減らすのと、
こうやって説明することくらいなんですが、それでも敷居高い感が出ちゃいますね。
特にフィギュアに電飾ってほとんど見ないですし。

あと電飾に興味お持ちでしたら、↑のような参考書籍を読むことを強くオススメしますw
ウチなんかよりさらに高度なことをわかりやすく楽しそうにやってくれてるので…
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