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模型塾 フィギュア原型工作入門 受講報告 その16(全16回)

こんにちは。模型塾フィギュア原型工作入門レポート16回目(2008/12/27開催分)です。

模型塾の詳細に関しては公式サイトをどうぞ。

今回が16回目で最終回に見えますが今回のは補講で、公式の最終回は前回になります。例年だと12月の最終週はお休みのようなのですが、今年は途中に休講が入ったため、補講が行われる事になりました。

年末ということもあり、αコースの参加人数は4名。講義内容自体は比較的軽めで、各人の添削に多めに時間が使われました。

模型塾会場の諏訪ヴァンヴェールを裏から見たところです。講義が始まった9月ごろには、葉が茂っていて模型塾の教室が見えませんでしたが、すっかり葉も落ちて中まで見えるようになりました。
mokeijuku_20081227_00_title_00.jpg

今回の内容は「表面仕上げと細部工作
スライムの時もスベスベ+サーフェイサーで表面仕上げを行いましたが、今回はフィギュアならではの複雑な部分の仕上げ方や、仕上げと並行して行った方が良い作業など。

■表面仕上げと細かいディテール
mokeijuku_20081227_01_bansho_00.jpg

キズや気泡と深さが変わらないような細かいディテールは表面仕上げを行いながら入れていきます。早い段階で入れてしまうと表面処理で消えてしまうので、この段階で入れて行きます。例としては
・各種スジボリ
・髪の毛の細かい筋
・服のボタン
・ツメ

そのほか顔など細かい部分の微調整・修正も、ここで入れてしまいます。(耳が左右で大きさが違うとか、目の位置が左右で部妙に違うとか)

表面仕上げや微修正と言っても、進めるうちに全体のバランスが崩れる事もあるので、ここでもパーツを組んで全体を確認しながら進めていきます。

■削って造るディテール
髪のスジ、ツメなど。

■盛って造るディテール
髪留めなど。
mokeijuku_20081227_02_kamidome_00.jpg

■貼って造るディテール
ボタン、セーラー服の襟のライン(細く切ったテープを使う)、ポケットのフラップ、肩章など。
mokeijuku_20081227_03_erikosho_00.jpg

ジーンズの縫い目など、皺上に這っている線などは、皺を作ってその上からテープを貼ると自然な感じになります。

実物でも貼り付けて作ってあるものは、フィギュアでもテープ等で再現した方が彫るよりも早いです。

マスキングテープ、紙のシール(ビデオカセットに付いているインデックスシール等)、アルミテープなどが使えます。再現するものの厚みによって、各種テープを使い分けます。

その他、キカイダーのように機械が露出しているような部分に針金なども使えます。


実演
原八さんによる実演がありました。今回はあらかじめ表面処理を行ったものがいくつか用意されてまして、主にそれをまわして見るような感じになりました。

原八さんの造っている2体の顔は口以外に明確な違いは無かったのですが、別キャラにするために片方は目をニ回りほど小さく、鼻も少し高めにしたそうです(逆に言えば、ここまで顔が出来ていても別キャラに出来る…)。耳の中の細かい部分もこれから造りこみます。
mokeijuku_20081227_04_kao_00.jpg

キャラの違いを明確にするのは髪型と目ということで、こちらは髪に少し盛り足しました。
mokeijuku_20081227_05_kami_00.jpg

スベスベで表面処理を行った足部分です。左足が処理済、右足がまだラフな状態です。
mokeijuku_20081227_06_ashi_00.jpg

溶きパテをうす~く塗った状態です。
mokeijuku_20081227_07_ashisurf_00.jpg

胴体です。すその部分の形状を整えました。あんまり深くすると複製時にひっかかるので深さはほどほどに、フチをナナメに削って薄く深く見せます。
前半分が処理済の部分です。
mokeijuku_20081227_08_fuku_suso_00.jpg

手です。小指周辺にスベスベを盛ってちょっと表情を変えています。
mokeijuku_20081227_09_te_00.jpg


■スカートに着膨れ感があった&スカートの厚みを確保するために、ウエスト部分を絞り込んでスカートを細くする事に。おヘソ部分が見えるポーズなのでそれを考慮し、ウエスト部の削りこみをどうするか以下の2通りで検討しました。
・露出部分だけを今の太さで残して、スカートのかぶさる部分だけを細くする。スカートをはめた時の見栄え重視。
・腰全体を細く削る。ただし露出部分も細く見える。スカート外したときの見栄えと作りやすさ重視。
mokeijuku_20081227_10_koshi_00.jpg

この時点ではどちらにするか決定しなかったのですが、この表面仕上げの段階になっても調整する部分はたくさん見えてくる、というお話の一環でした。迷ってる部分はデジカメで撮って客観的に見てみるという手も。


・微妙なラインなどデリケートな部分はヤスリがけてる内に間違って消さないよう注意します。場合によってはヤスリでなくナイフで細かく調整する場合も。

・微調整のためにパテを盛ってからあまり時間を置くと、意図的なモノなのかただの出っ張りなのか判らなくなってしまうので、あまり間をおかずに処理してしまうが吉です。


■学生鞄も作ろうとしたのですが資料に写真が無かったので、今回は四角い鞄サイズのカタマリを作るところまで。
・二枚の紙にパテをはさみ、上から平らな板をすり当てて平らにします。
mokeijuku_20081227_11_kaban_suri_00.jpg

・生乾きの状態で紙をはがし、取り出します。
mokeijuku_20081227_11_kaban_katamari_00.jpg

・ナイフで鞄の大きさに切り出します。アニメキャラは等身バランスが独特で、実物からの縮尺でサイズを出すとデカめになるので、実際にフィギュアにあてがってサイズを見ます。
mokeijuku_20081227_11_kaban_awase_00.jpg

講義&実演はここまでで、この後は各人の原型の最後の添削が行われました。今日来た4人は皆勤賞の人が2人と、1回だけ休みだった人が2人。受講者の中でも特に熱心な人ばかりだったので、皆さんかなりのところまで形にされていました。それでも完成まではまだ時間が必要な感じで、完成できるかどうかはやはり今後の頑張りにかかっているわけですね。


というわけで、今回で「フィギュア原型工作入門」のレポートは終わりです。受講者の皆さん、お疲れ様でした。見て下さった皆さん、ありがとうございました。

といっても、私の場合は年明けに「再入門」と「ゴム型複製」の講座がまだありまして。全体のコマ数で見るとまだ2/3しか終わっていません。原型も依然として作業の真っ最中なので、まるで終わった感がありません(笑)。

今後の模型塾レポですが、何か書きたいことがあったら書くような感じで、おそらく不定期掲載になる予定です。週2コマ分のレポはさすがにきついというか、本業の会社のほうも少し忙しくなりそうでして。

以上!

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堪能です!

■ながらくの懇切丁寧レポート、どうもでした。ヽ('A`)ノ
当事者として、他の誰よりも楽しみに堪能しましたよ。

■模型塾的にも史上最強の紹介ページになりまして、末永く
リンクさせてくださいな。それでは、残りのゴム型複製等
今年もよろしくお願いします!ヽ('A`)ノ

原八さんこんにちは。
昨年中のフィギュア講座では大変お世話になりました。
原八さんのおかげで、大きな一歩を踏み出すことが出来ました。
年明けからの講座も引き続きよろしくお願いいたします。
こちらの模型塾カテゴリーも不定期ながら引き続き更新していきたいと思います。
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