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模型塾 フィギュア原型工作入門 受講報告 その15(全16回)

こんにちは。模型塾フィギュア原型工作入門レポート15回目(2008/12/20開催分)です。

模型塾の詳細に関しては公式サイトをどうぞ。

これは私が主に模型塾での受講内容や個人的感想などをいろいろ書いていくコーナーだったんですが、最近は私の実作業が講義内容に付いていけてないので、レポートでは講義内容をそのまま書いて、自分の作業は別エントリで書くことにしています。

当初の予定では今回が最終回だったのですが、12/27(土)の補講の開催が決定されましたので、次回が講座の最終開催日になります。
mokeijuku_20081220_00_title_00.jpg

今回の内容は「
服といっても色々ですが、今回は原八さんの見本フィギュアがセーラー服なので、それらの服装の各部分を個別に作成していきながら、服の一般的な考え方や、派生する服装なども若干触れていきます。
前回の内容でも触れたように、服の作成は分割とセットで考えます。

■パンツ等、体にぴったりしている衣服
パテを薄く均一に盛ると、板が貼り付いている様に見えるので、ちょっとフチを掘り込んで、肉に食い込んでいる感じを出して造っていきます。
お尻の割れ目の左右に引っ張られてしわになっている部分には、パテを盛り削ってしわを表現します
mokeijuku_20081220_02_oshiri_00.jpg
水着やプラグスーツなど、ぴったりしているモノには同様の考え方で(フチを掘り込む+しわだけを盛り付ける。)
mokeijuku_20081220_01_pittari_00.jpg

・ストッキング
膝の部分に少しだけしわを乗せて、生足との区別をつけます。
mokeijuku_20081220_03_sutokkinngu_00.jpg

■靴下
上記のぴったり生地の表現に加え、生地の厚みで彫り方を変えます。(ルーズソックスはたるんだ感じのしわになる、など)
mokeijuku_20081220_04_kutsusita_01.jpg

・細いしわの彫り方
しわの線をエンピツで書いて、爪楊枝でパテを乗せ、しっかり固まってからナイフでしわの形に整えていきます。
場合によっては曲線を自然に繋げるために地を削り込んだり、スベスベなど目の細かいパテを地との境目に盛ってならしたりします。
mokeijuku_20081220_05_shiwa_00.jpg

■上着
・パテの量としては、基本のシルエットが隠れるくらい本格的に盛っていきます。
・出来上がりのシルエットを意識してパテを盛っていきます。エリ・袖・すそなどを、ある程度ブロック的に。
・パテを削り、シルエットを整えます。エリ、ブレザーやスーツならすそなど、ポイントになる部分から。
・しわを削り残すように形を出していきます。
・セーラーのラインやフリルなど細部は、上記が終わってから2巡目の作業で造ります。
mokeijuku_20081220_06_siruetto_00.jpgmokeijuku_20081220_07_uwagi_pointo_00.jpg

■スカート
・離型処理を施し、別パーツとして作成します。
・短いスカートは、胴体に離型処理を施し、直接パテを盛って削りだします。長さが足りない場合は盛り足しで伸ばします。
・なびいているスカートやロングスカートなどは、中子を用意して、盛っていきます。
・中子とは、スカートの内側の形状を作るためのダミーの芯のようなもので、これらを使ってまず内側の形を出し、表面に薄くパテを盛ってスカートを削りだしていきます。
mokeijuku_20081220_08_nakago_00.jpg

・中子には油粘土、アルミテープ、マスキングテープなどを使います。
・スカートの形状が出せたら(形状にもよりますが)切れ目をいれ、前後にパカッと割って分割します。
・キッチンテープ(アルミテープ)はコシがあり、形状を出しやすいのでオススメ。なびいたマント等にも応用できます。
・パーツごとに造っていくうちに、いつの間にかデッサンが狂ったり、パーツが干渉するようになったりするので、適宜組み立てて全体を確認しながら進めます。
mokeijuku_20081220_09_skirt_setumei_00.jpg


実演
原八さんによるスカート作成の実演です。両足の分割と、パンツの造型は既にできているところから始まりました。
mokeijuku_20081220_10_ashi_00.jpg

アルミテープを巻きます。腰から貼るとスカートの根元が浮いてしまうので、半分くらいの高さから貼り始めます。ゆとりをもって少し長めにします。テープにもパテが食いつくので、離型処理をしました。右腕はスカートの前に来るので、離型処理をして取り付けます。
mokeijuku_20081220_11_tapemaki_00.jpg
スカートは片側で体に密着させるようにして体のラインを浮き立たせると、メリハリがつきます。

パテを盛りました。
mokeijuku_20081220_13_skirt_patemori_00.jpg

大まかな流れを削りだしました。
mokeijuku_20081220_14_skirt_kezuri_01.jpg

■ひだの削りだし
プリーツスカートの下記のように何種類かあり、資料を見ながら造っていきます。
・普通の波ひだのプリーツ
・ボックスプリーツ
・体の前面だけひだが無くて、両側~後ろにひだがあるタイプ
など…
mokeijuku_20081220_12_skirt_shurui_00.jpg

プリーツスカートは造っていて、ひだのつじつまが合わなくなるときがあり、そういう場合は普通のタイプよりボックスの方がのごまかしが利くそうです。

通常プリーツスカートはまっすぐアイロンがけしてあるイメージですが、絵の中では動きを出すために、なびいた時など、ひだに垂直に折れ目が入ります(ひだがタテヨコに交差する)。
造型としては少し難しくなりますが、逆にそれをしないとロボっぽくなるので、頑張って造ります。

ポイント
・ひだのピッチは広めに(スケール感よりマンガっぽさを優先する)
・(今回は)手のところで隠れるので、ここでプリーツの開始と終点のつじつまをあわせる
・ひだは浅めに掘り初めて、様子を見ながら深くしていく。

・プリーツの作成の動画です(前半 05分15秒)


(後半 05分27秒)


・ひだが全体に入った状態です(フリー枠で撮影)
上着の削りだしも進んでいます。
mokeijuku_20081220_14_skirt_kezuri_02.jpg

・上半身パーツです(フリー枠で撮影)
mokeijuku_20081220_20_jpohansin_00.jpg


■靴下のしわの作成
mokeijuku_20081220_30_sokusu_shiwa_00.jpg

■テープはマント作成にも使えます
mokeijuku_20081220_50_manto_01.jpg


道具など
キッチンテープ(アルミテープ)
厚みのあるものが使いやすいです。台所用品売り場等で購入できます。
mokeijuku_20081220_90_tape_00.jpg


最終回ということで…
当初の予定上の最終回ということで、全員の原型を全員で見てまわるという恒例行事(?)を行いました。受講者13人中、今回の出席者7人+原八さんの原型を皆で見て回りました。

やはり皆さん途中途中で、進んでる人でも全裸完成で髪や靴が途中とかそんな感じでございまして、私もそうでした。原八さんが言うにはそれでもこのシーズンは優秀だそうでして。悲しんでよいやら喜んでよいやら。

八合目の話
最後ということで、今後の原型に関する向き合い方というかそんな話が原八さんからありました。これも恒例みたいです。
mokeijuku_20081220_70_8gome_00.jpg

・一個目の原型は完成しない(五合目で止まる)
・二個目の原型も完成しない(八合目で止まる)
・三個目でやっと完成する(十合目到達!)

要は、一個目や二個目で壁になった部分も、次の作品を作るときにはその原因が判明するので、造型に行き詰っても、また新しく造るたびに必ず完成に近づくというお話でした。

スキーの初心者に例えれば、1日目に立てなくてやめてしまえばそのまま嫌なモノとして終わりますが、2日目にゲレンデにくれば立てるようになり、楽しくなるという、そういう考え方。

この理論だと、今作っているものは完成しないという事になりますが…(笑)。
いや、原八さんの指導があれば、いきなり10合目も可能です!(多分)

といいつつ、全員まだ作成途中なので、今作ってるのは今後は自習でやりつつ、何かあればフリー枠を補講的に使ってくださいとの事でした。


次回(補講)の予定
表面仕上げ・小物作成(鞄の予定)

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