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模型塾 フィギュア原型工作入門 受講報告 その08(全16回)

こんにちは。模型塾フィギュア原型工作入門レポート08回目(2008/11/01開催分)です。

これは私が模型塾での受講内容やその成果、こぼれ話などをいろいろ書いていくコーナーです。模型塾の詳細に関しては公式サイトをどうぞ。

模型塾が行われる貸し教室入り口です。
開始15分前、一番乗りですが鍵かかってて入れません…orz
mokeijuku_20081101_00.jpg

前回は、原型にポーズをつけた後、関節をパテで固めるところまで。
原八さんが見本で作っている原型はそこまで進んで、解説も一通り終わったのですが、受講者の作業がやや追いついていないので、今週もその作業の延長ということになりました。

前回の補足
~変かな?と思ったときの見直し~
ポーズを付ける時、横・上下から見て考える。
・正面からいい感じに見えても、横から見て腰が後ろに引けてへっぴり腰になっていないか注意。
・立った姿勢で重心を片側にかけると、腰がややナナメ前に出る。さらに軸足が逆反りぎみになる。この辺を取り入れるとカッコイイ感じに。
・上から見ると、体の各部のねじりが見えてくる。肩と腰のねじれ関係は見てわかりやすい。そのねじりを意識しながらポーズを調整してみると、動きに幅や表情が出る。
mokeijuku_20081101_03.jpg


全体の皆さんの作業を見回してみると、どういうポーズにしようか?から考えている人と、ワタシのように既にある元絵にポーズを近づける人の2通りが居るわけなんですが、どちらも原八さんの添削を受けながら、そろそろポーズが固まってきた感じに見えました。


直立状態
私の原型がこれで、とりあえず今回までに針金で全パーツを繋ぎました。
んで、原八さんに見てもらった所、上半身に比べて腰と太ももの少し幅が広すぎるという事で、線のように腰と太ももを削りました。
mokeijuku_20081101_01.jpg

あと途中で腕だけを削ってる時に、上腕が長く見えたので詰めようかと思ったんですが、全身で見ると気にならなくなるかもしれないって事で、とりあえずそのままに。全身のイメージで見るのが重要って事ですね。

ポーズ付け
前回の解説を元にワタシが本絵をまねて自分なりにポーズを付けてみたのですが、動きの付け方がかなり大人しかったようで、原八さんの添削が豪快に入りました(笑)。

・右肩は背中側に少し回す感じになるので、背中を少し削って腕ごと背中側にひねる。手首の位置が腰より下に来ているので、腕をちょっとつめる。
・左肩は前面に来るので、胴体の肩の辺りを深く削って腕を前に回り込ませる。ついでに肘も少し長すぎるので削ると自然な感じに。
・右足に重心をかけているポーズなので、右足は右にそらせて、左足もそれに合わせて爪先立ちに。腰パーツの股下が当たるのでガリッと削りました。
・上半身は右側に少しひねる。背骨はS字に。
・目線をカンタンにでも描き込むと方向の感じをつかみやすい。
・左手がちょっと難しい。絵では割と下げてるように見えるが、その通りに下げるとこのポーズの意味が薄くなるので(本絵とは違ってきますが)ちょっと上げぎみに。
・絵に比べると胸のあたりのコンパクトさが欠けているように見えるので、胴体の両肩をごそっと削って、腕の付け根を内側に寄せるようにする。服を着せたときも見越して、こうすると後々楽になる。

コレが添削<->修正を何度か行ってる途中の状態。2枚目は本絵です。
mokeijuku_20081101_04_00.jpg
hyoushi_01_400.jpg


原八さんの原型はスベスベの木材のように見えますが、ワタシの原型は表面がわりと気泡だらけ。パテの混ぜ方・盛り方がまだまだ甘いんでしょうね~。「ツブすように混ぜる」になかなか慣れません。

こんな感じで原八さんは(今回は)11人分見て回ってるわけですが、なんだかんだで全員分ちゃんとフォローできてるところがさすがです。

筋肉の流れについて
今回予定で来週に持ち越された内容ですが、軽く肩や尻を例に、説明だけありました。
人間の肩は、上腕と肩を結ぶように筋肉が走っているので、パーツを接合してパテで固めてからでないと形を出せません。
お尻も、腰パーツと太ももに丸みがかぶさるような感じなので、繋いでからでないと造れません。
などなど、パーツを繋いでからでなければできない部分の造形を行うという事になっております。
mokeijuku_20081101_02.jpg

今回の出席簿のお題
出身地と、各学校での修学旅行先は?
ワタシは小->なし、中->京都・奈良、高校->山形蔵王(スキー)というかなり無難な感じですが、海外の人が割りと多かったり、9/11やオウム事件で中止になったりなど社会や社会に翻弄されている方もおりました。

次回予告
パテをさらに盛って筋肉のカタチを付けます。とりあえず全員、まずは裸の状態で仕上げてみます。人によっては服着せるので結局上書きしちゃうんですが、最初なので練習ということで。裸を造ってから服を着せていくという流れで。

裸を作る時の資料としては・・・
・アイドルのグラビア
・ポーズ写真集
・ネットで探す
・普通の男の筋肉ならTarzan、an・anあたりでたまにやる特集が便利
・造るポーズを決めてから資料写真を探してもなかなか見つからないので、普段から資料になりそうなものは収集しておく。
mokeijuku_20081101_05.jpg

今回はこの後、秋葉原Chibiくらふとさんで個人的に作業しまして…(往復40分くらいで行けるのです)
mokeijuku_20081101_06.jpg

またフリー枠を受講しに戻って参りました。
mokeijuku_20081101_07.jpg

--以下、17:00~19:00のフリー枠での内容です。--

今回のフリー枠受講者は5人で、フィギュア講座の方の補講的に受けてた人がワタシ含めて2人、
もう3人さんは既にディーラーさんだったり、商業的な実績のある方たちでした。

フィギュア講座の方で指摘された部分を修正し、また見てもらって微修正したのがこの状態。これでポーズが固まりました。
mokeijuku_20081101_20.jpg

動きは派手に
ワタシが自分で考えていたよりも、最終的にかなり派手な動きになったのですが、筋肉をつけたり服を着せたりするうちにどんどんポーズが大人しく戻ってくるので、この段階では動きを大きめにとっておくのだそうです。

おかしいところに気付くには
ところで、色々と添削をしてもらいつつも、なぜその添削が入るかは、まだワタシにはわからないのですね。
原八さんはおかしいと気づくところも、ワタシには気づけないという。
(実際原八さんがポーズを微調整してくれた状態を、なるべく崩さずに直してた(つもりだった)んですが、全体的にポーズが崩れてた(笑))

ポイントは慣れと着眼点。例えば今回は肩を削ったわけですが、これにしても、ちょっとたくましく見えるとか、本絵だともう少し細く見えるのでとか、顔の大きさに比べて肩幅が広いとか、理由があったわけです。

押井守いわく、おかしいところを見つける目を養うには「良いモノ」だけでなく「ダメなモノ」を多く見るのが役に立つのだそうで。
そうするとイイ物の「しっかりしているところ」がわかるそうです。フィギュアでは、左右対称などがその最たるものだそうで。(なんか納得…?)

それをどう直すかに付いては、色々パーツの位置等を色々変えてみて、良く見えるところを地道に探すしかないのだそうです。
(最初からゴールがあってそこを目指すというより、迷いながらたどりつく感じ)。
脳内のベストなイメージを一発で立体に再現できるのは、100人に一人くらいの特殊能力なのだと。
そんなお話を聞きました。私もここで、その能力が無いことに気づかされました(笑)。


で、フィギュア原型の方はここでいったん止めまして、この後は先日のイベントに出した3x3x3さんの方のデカールの話や、再販要望に対してどうすればいいか、イベントでの季節ネタの話など、個人的な(個ディーラー的な?)相談に乗っていただきました。


あとは先日塗った「よつばとふーか(節分)」を皆さんに見せてご意見いただいたり(完成品を持ち込んでいた)、ディーラーさんと「次のイベントどうします?」的なお話に。

ホビコントレジャーフェスタも現時点でまだまだ情報不足なので、先日のホビコン神戸の話なども交えつつ、色々と情報交換(?)的な感じになりました。

私は結局、実作業が1、相談や談話が4くらいの時間配分になっちゃいまして…その時のメンバーにもよりますが、色々と交流を行える場でもあるのだなぁ、と思いました。


あと原八さんが他の方の相談に乗っている時に原型師のギャラの話になりまして、ありがたく横で聞かせていただきました。

桶の理屈
よくある木の桶(カマボコ板のような板を外枠に連ねて円にしているやつ)を想像してください。
この桶の板は長いのや短いの色々ありまして、桶の中に入る水(原型師のギャラ)の量は一番短い板の長さで決まる、というお話でした。

板の長さはその人の持つスキルを表してまして、
・技術力
・センス
・オタクスキル(今の流行。オタ的嗅覚)
・社会性(交渉力)
・人脈
・運
などがあります。

例)
技術力やセンスは有るけど交渉力が無い -> 交渉力に合わせてギャラが決まる。
人脈は有るけどセンスが無い -> センスに合わせてギャラが決まる。

具体的な人の名前やメーカー名も出ましたが、ここではとても言えません(笑)

そういう実践的なステキ話がしたい方も、ぜひフリー枠に!


最後に、全員で部屋の掃除(床にポリパテのカスが結構たまってたりするので)や後片付けをしつつ、19:00過ぎに解散となりました。

次の時間にはアルゼンチンタンゴ教室がありまして、その方たちが既にお待ちでした。他の時間のように入れ替え時間的なモノが無いので、ちょっとせわしない感じですね。

以上です。

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こちらのレポートを読んでいるだけでもかなり勉強になるということは実際受講したらとんでもないことになるわけですね?w
フリー枠だけでもなんとか時間作って行きたいですなあ…

>DAISOさん
お役に立ってますか?ありがとうございます。
まだ講義は半分なのですが、ワタシはお勧めしますよ~。

そういえば、同じコースにJOJOキャラを作っている方がいまして、
かなりナイスな荒木テイストなポーズに仕上がっておりました。

フリー枠は割安な割には何でも受け付けてくれるので、初めての方にも
オススメです。模型塾の講義内容バックナンバーやblogを見るとわかりますが、
美少女フィギュア以外にも、メカや可動モノなど何でも来いみたいですヨ。

こんにちは、いつも更新楽しみにしております。
こーほくさんのblogは自分にとってとても参考になる内容が多いのですが、
最近では模型塾関連が特に楽しみです。
自分も可能であれば(距離とか)行くのになーと思ったりします。
作業的な内容ももちろんすごくためになるお話のようですが
裏話的なお話もうかがえるみたいで、濃そうですね~!
今後も楽しみにしております。

>佐倉さん
こんにちは。こちらこそ、いつもblog見させていただいてます。
難度の高いキットを幾つも組んでらして、すごく確かな腕とセンスを
お持ちの方だなぁと感心しております。
(最近自分が組んでいないだけに…)

模型塾は、こういうスクール的なものが開催されてること自体(しかも近くで)、
すごくありがたいことだなぁと思っています。原八さんはキャリアの長いかたですし、
今回のフリー枠のように色々な方がやってくるので、今後もいろいろなことを
学ばせてもらおうと思っています。
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