スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ミニチュア扇風機の作り方(その3)

WF参加マニュアル返金の件でコメントいただいたんですが、間違えて消しちゃったかもしれません。内容はメールでも届いてたので読みました。ありがとうございます。
中止時のマニュアルなら資料的価値が?とか思いつつ買った部分もあるので、今回は持っとこうと思います。

掲載情報
ModelGraphix10月号の、藤田幸久氏の連載「雑多えんたあていめんと。」で、ねこのひとまつりがレポートされています。
藤田幸久氏のイラストでのレポートなのですが、この中に完成品ブースのレポもあり、私の扇風機ねこさんとコースターねこさんも書いていただけました。小さなイラストですが、藤田センセに描いていただけただけで感無量であります。
senpuuki_03_61.jpg

間が空きましたが前回に引き続き、ミニチュア扇風機の作り方の最終回です。今回はプロペラや本体の作り方とか、モーターのハメ方などを。
訂正など
前々回で、扇風機本体にコトブキヤのボールジョイントパーツをお勧めしてしまったのですが、コレ実は材質がポリエチレンなので普通の接着剤が使えず、加工もしにくいのです(実際そうでした)。
ですのでコレはヤメて、HobbyBaseの「関節技」を使うことにします。こちらは普通のプラです。
senpuuki_03_00.jpg

羽根の作成
せっかくなので、本物の扇風機のような羽根を作成します。材料は軸に5mm系のプラ棒、羽根に0.5mm厚のプラ板を使用します。
(作成が面倒な場合は、Sweetのような1/144サイズの飛行機キットのプロペラを使えます)

まず、プラ棒の先端を丸く加工します。

↓はリューターとその交換ビットです。ビットは0.5mm,0.7mm,0.9mmのドリルのセット。リューターは浦和のHD10という、良く模型店で見る2,000円程度のヤツです。回転数もトルクも大してありませんが、電池にエネループを使えば多少パワーが向上します。コードレスなのが最大の利点ですね。
senpuuki_03_01.jpg

ピンバイスと違い電動なので、穴あけまくりたくなります(゚∀゚)アヒャヒャ。それはおいといて
senpuuki_03_03.jpg

プラ棒を適当な長さ(7~8mm)に切って、0.9mmドリルでプラ棒の中心を掘ります。可能な限り中心に、垂直に。
senpuuki_03_04.jpgsenpuuki_03_05.jpg
ある程度奥まで進んだら刺したままスイッチをいったん止めます。

そうすると、刺さったままプラ棒が回転するので、ヤスリに押し当てて、回転力で先端を削っていきます。あまり強く押し当てないように、角度や力加減を変えながらうまく丸を形出していきます。
senpuuki_03_06.jpgsenpuuki_03_07.jpg

こんな感じになりました。
senpuuki_03_08.jpg

次に羽根をプラ版から切り出します。カバーのサイズギリギリにすると回転時にカバーにぶつかるので、小さめにしておきます。後で調整するので、ここではプラ用ハサミ等で適当に切り出します。
senpuuki_03_09.jpgsenpuuki_03_10.jpg

棒の側面に3ヶ所穴を開け、羽根に少し傾斜をつけて差込み接着します。こんな感じで。
senpuuki_03_11.jpg

ドリルの穴は大きすぎるので、いったん瞬着等で埋めてモーターの軸サイズ(0.5mm~0.6mmくらい)の穴を掘りなおします。
senpuuki_03_12.jpg

羽根パーツをモーターに刺して、カバー内で試しに回してみます。カバー内で前後左右に動かしてみて、どの位置でも止まってしまうなら羽根が大きすぎるので、紙ヤスリ等で削って調節します。
senpuuki_03_13.jpg

扇風機本体の作成
ボールジョイントパーツの棒をペンチ等で切り取ります。切り取り跡はヤスリでならします。
senpuuki_03_14.jpgsenpuuki_03_15.jpg

カバーとつなぐためのアルミ線を通す穴をあけます。写真のような感じで大体等間隔に4つくらい開ければOKです。
senpuuki_03_16.jpg

アルミ線をさし、指でアバウトに曲げて1cmくらいのところで切ります。
senpuuki_03_17.jpgsenpuuki_03_18.jpgsenpuuki_03_19.jpg

リード線を出すための2mm位の穴を、下のほうに開けます。
senpuuki_03_20.jpg

本体内にモーターを置き、リード線は先ほどの穴から出します。結び目でつっかえますが、これで大丈夫です。
senpuuki_03_21.jpg

カバーに使ったのと同じワッシャを、上からかぶせてテープで仮留めします。アルミ線は邪魔なのでいったん抜きました。
senpuuki_03_22.jpg

モーターとワッシャの隙間に瞬着を流し込んで固定します。この時モーター先端を押し込み、軸とワッシャが垂直になるようにします。
senpuuki_03_23.jpgsenpuuki_03_24.jpg

ワッシャと本体パーツはまだ接着しないで下さい。
senpuuki_03_25.jpg

台座と本体をつなげる板をプラ板から切り出します。
senpuuki_03_26.jpg

板が本体と垂直になっているのを確認しやすいように、上下2点で固定しました。この時本体上下のくぼみをアルテコ+シアノン(パテ等でもOK)で埋めてしまい、最後に本体内の板を切り取ってしまいます。senpuuki_03_27.jpg

この辺でまたモーターをはめ、回るかどうかチェックします。
senpuuki_03_28.jpg

台座の作成
台座に切り込みを入れます。エッチングノコやカッターノコで、垂直を確かめながら少しずつキコキコ。
senpuuki_03_29.jpgsenpuuki_03_30.jpg

台座に本体を差込み、1mmピンバイスで貫通させます。ナナメにならないよう、慎重に。
senpuuki_03_31.jpg

仮止めのテープをはがし、ワッシャと本体を接着し、完全にフタをします。また、リード線の穴も瞬着でふさいで固定します。
senpuuki_03_32.jpg

2本のリード線を接着します。写真のようにテープに貼り付け、瞬着を流し込むとやりやすいです。
senpuuki_03_33.jpg

カバーのアルミ線の継ぎ目が気になったので、瞬着でつなぎました。後でマーカーで塗れば目立たなくなります。
senpuuki_03_34.jpg

これでパーツの加工が一通り終わりました。
senpuuki_03_35.jpg


色を塗る
本体、台座、羽根パーツを白で塗ります。エアブラシする場合はモーター部にかからないようマスキングします。
senpuuki_03_36.jpg

一応いつものようにフィニッシャーズのマルチプライマーを下地に、クレオスのクールホワイトをエアブラシしましたが、ペイントマーカーやマジック等でも全然OKだと思います。
senpuuki_03_37.jpgsenpuuki_03_38.jpg

ワッシャの裏側や、カバーの内側の瞬着の白い部分をガンダムマーカーのメッキシルバーで塗ります。組み立て時にこするといけないので、表側は最後に塗ります。
senpuuki_03_41.jpg

組み立て
モーターの軸がゆるくて羽根が外れやすいときは、モーターの軸をのりや瞬着で太らせるといいかと思います。
senpuuki_03_39.jpg

先ほど作った針金をまた本体へ差し込みます。
senpuuki_03_40.jpg

カバーをはめてから電池とリード線をテープで留めて、回しっぱなしにします。
senpuuki_03_42.jpg

羽根が回ってる状態で、本体の針金とカバーを接着します。回っている羽根がカバーにぶつからない状態を保ちつつ、1本ずつ慎重に位置決めします。
senpuuki_03_43.jpg

台座と本体に1mmアルミ線を通します、カットした後はヤスリ等で平らにし、白く塗っておきます。
senpuuki_03_44.jpg

ワッシャの表側とカバー表の白くなっているところをメッキシルバーで塗ります。
senpuuki_03_45.jpg

そのままだと倒れてしまうので、台座の底に、貼ってはがせるのりを塗って乾かします。両面テープでもOKです。
senpuuki_03_46.jpg

コンビニの袋を、ヒモ状に切り出してカバー表にのりで付けます。コレが風でなびくので、回っているのがわかりやすいのです。ちなみにマスキングテープでは、重くてピクリともしませんでした…。
senpuuki_03_47.jpgsenpuuki_03_48.jpgsenpuuki_03_49.jpg

完成であります。夏休みの工作にいかがでしょう?もう遅いか。
senpuuki_03_50.jpgsenpuuki_03_51.jpgsenpuuki_03_52.jpgsenpuuki_03_53.jpg

前作との比較。今回のは羽根の軸が長いのでカバーが前に出すぎな感じですね。2~3mmつめるともっとよくなりそうです。
senpuuki_03_54.jpg

電池について
電池はリード線をテープで留めただけですと、接触不良で止まりやすいです。重しを乗せたり、簡単な押さえ金具を自作するのが良いと思います。
senpuuki_03_55.jpgsenpuuki_03_56.jpg

本来は電池ボックスを使うべきなのですが、少しかさばるので隠し辛いのが難点なのです。

以上!

コメントの投稿

非公開コメント

扇風機 参考にさせてもらいます スピンナーの削りだし方は
鬼の角に応用できそうだ
いっそ台にタイヤつけて自走式にしてみるとか(意味ないな)
この勢いで よつばチャリとかスクラッチして下さい!
もしくわ みうらの一輪車 (ホィールが幾何学すぎ)

藤田氏の絵 写真じゃなくて絵だと 絵師さんわざわざ手を動かしてるわけだし
なんちゃってメディアミックスっぽい妙なうれしさがありますよね

ほうほうなるほど
ガンダムメッキシルバーってちゃんと乾きます?
タミヤのマーカーシルバー、輝きは素晴らしいんだけど、いつまでも乾かなくて..

無印良品チャリ..いま、チョットだけホイールとかタイヤとか作...ゴニョゴニョ..

と、ところで、コミティアいけなかったんですがイイ本ありましたか?
キャラホビマーケットは朝で完売しちゃうのかなあ

すごいです!!扇風機

以前ペルゼインを掲載していただいてから、ちょいちょい見に来ていますw
フィギュアの塗装はあまりしたことがないのでとても参考になりました、ありがとうございますヽ(´∀`)ノ

もしよろしければ、ここhttp://plaza.rakuten.co.jp/iyannbakann/linklist/へ、こーほくのガレキblog様のリンク貼ってもよろしいでしょうか?

>のbさん
どもです。スピンナーは以前どこかでそんなことしてる人を見たので、
まねしたらわりとうまくいきました。
小型モーターは色々使えそうなので、今後も何かアホな事に
使っていこうと思います。
自転車は、すでに作っていそうな方の声が聞こえます…

今回、藤田氏がぐりむさんのトコを取り上げてたのでビックリしました。
絵師さんレポは、ホントにそのとおりですね。

>naka gawa さん
メッキシルバー、ワッシャとシアノンでしか試してませんが、ちゃんと
乾いてるようです。うまいことアルミと見分けがつかなくなるんで、
今回は重宝しました。

自転車、がんばってください!(他力本願)。
しかし自転車やバイクの構造を見てると、個人的には精度とか強度とか
ホントに自転車製作は(略な感じです。尊敬します。

コミティア、私も1時間も居られなかったんで残念ながらあまり見られなかったんです。
でも今回2,000サークルでかなり多かったから、それなりの内容はあったんじゃないいかと。

キャラホビマーケットは、人気どころは例年瞬殺みたいな話ですね。
それと去年は半分以上が空卓だったし、今年はどうなるんでしょうね。

>やす69さん
どうもです。見ていただいてありがとうございます。

最近は思いつきで内容がコロコロ変わるようなBlogですが、
これからも良かったら見てやってください。

リンクはまったく問題なしです。よろしくお願いします。

先だってはお祭りへのご参加ありがとうございました。
またイベントレポートも楽しく拝見させて頂きました!

モデグラ誌の記事はここのページで初めて知って慌てて買って来ましたですよ…
藤田氏にイラストを描いて頂けるなんて光栄の極みなのです。

扇風機の製作記も興味深く読ませて頂きました~
丁寧な工作で仕上げられていてとっても参考になりました!
せっかくですのでウチの日記からもリンクさせて頂いても構わないでしょうか?

>grimrockさん
こんにちは。WFでは作品を展示していただいて、ありがとうございました。
また色々お手数おかけして、申し訳ありませんでした。

わざわざお越しいただいて&読んでいただいて恐縮です。
リンクは特に制限は設けていませんので、ご自由にどうぞ。
見づらい記事かと思いますが、よろしくお願いいたします。

ワタシもまさか藤田氏のページでお見かけするとは思いませんでした。
しかもおまつりのほぼ全体を…。「ねこのひとまつり」の注目度の高さが
伺えますですね。

もし次回のおまつりがありましたらまた参加したいと思いますので、
よろしくお願いいたします。
twitter
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
プロフィール

こーほく

Author:こーほく
イベントディーラー名は「なかはらワークショップ」です。
リンクフリーです。

月別アーカイブ
FC2カウンター
最近のトラックバック
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。