ガレージキットは、設定資料のあるキャラでも組む人によって個性は出たりしますが、設定自体緩やかな「ねこのひと」ですので、積極的に自分流にアレンジをしてみたいという方も多いのですね。今回は色々な作品を見ることができ、非常に勉強になりました。
No.01「
猫の事務所」のゆきうささん(WSC#045)


「座」をゆきうささん風味に改造されております。黄色く短くまとめた髪や、オリジナル風鈴台座が涼しげであります。
製作記事は
こちらと
こちら。
No.02 一般参加のKさん及びAさんの(座)(寝)合作(?)。

青い瞳の双子さんでしょうか。ワンピースの白と黒のコントラストが印象的です。台座に箱をうまく使われております。
No.03 一般参加の
CHOCOさんの作品。


今回唯一の(座)(立)(寝)3体同時エントリーであります。髪の色が作例と白黒逆なのがポイントでありましょうか。髪が水墨画のようにも見えます。(座)のひとは足が内向いているのできれいに座れるものが限られるのですが、砂時計はうまいですね。
No.04 林檎連盟のあますさんの作品。


(座)のひとが樽の台座に。表情や耳パーツなど非常に丁寧に塗っておられます。樽のステッカーの絵は自作なんでしょうか?
No.05 月華庵のclavisさんの作品。

(立)と(座)のひとです。黒色で非常にシンプルにまとまっておりますが、光を当てた時に、服のつや消しと髪の光沢が浮き出て綺麗なのです。
No.06 GREEN LILYのもろほしさんの作品。

オレンジから黄色への炎のようなグラデーションが美しいです。ちなみに(座)の子は改修前と改修後のキットが存在しまして、台座が丸椅子のものが改修前、こちらのように四角いものが改修後です。水羊羹のようで美味しそうであります。(こちらの作品、2MCで見たような?)
No.07 軽音堂の臼井政一郎さん(WSC#006)

世界観から造型から完全に独自のものを構築されております。
(座)(立)(寝)のいずれからも大きく形状が異なり、サイズも一回り大きく見えることからフルスクラッチと考えていいのかも。公式発表によると、(立)がベースだそうです。足枷を負いながらも子猫を守るお母さん猫のイメージでしょうか(多分違う)。
No.08 一般参加のスバルさんの作品。

(立)(座)の2作品。(立)の子の額の髪を追加されておりますね。茶色い髪も綺麗です。畳と食器棚は自作でしょうか。
No.09 一般参加のA.Oさんの作品。

(寝)のひとです。ワンピースに黒・白・紫の模様が入っております。
No.10 一般参加の鉄腕キックさんの作品。

(寝)のひとです。光沢仕上げにされている方が多いですが、こちらはつや消しで、筆の微妙なタッチや塗料の濃淡を生かした非常に味のある塗装をされていると思います。この写真だとその微妙さがま~ったく見えませんが…(汗)
No.11 一般参加の
Wellaさんの作品。

(立)のひとです。白(淡いピンク?)ねこさんに黒ワンピがよく似合っています。製作記は
こちら。
No.12 一般参加の
こーほくさんの作品。ていうか自分です。


(寝)のひとの扇風機は自作の物で実際に回転します。(この時は倒れてましたが…)。(立)のひとはオッドアイでブロンドヘアーさんです。製作記は
こちら。
No.13 一般参加のisocaさんの作品。

(座)のひとがニーソを履いております。ゴージャスな雰囲気です。フリル部分はネイルシール?。尻尾も椅子に乗る様に角度が変わってますね。椅子はリグナのミニチュアコレクションと見ました!(暴くコーナーじゃ無いから…)
No.14 一般参加のY.Oさんの作品。


(座)のひとです。褐色肌・黒髪・ちょっと強調された唇がエキゾチックな雰囲気を醸し出しております。他にもワンピースがラメ入りだったり、尻尾が下向きだったり色々凝ってます。
No.15 一般参加のまがりさんの作品。

(立)のひとです。美白さんです。リボンの赤がいいアクセントになっておりますね。
No.16 TANDEM TWINの山崎さんの作品。

(座)のひとの改造で、おっぱい増量、鈴・リボン追加・髪型変更など、萌え要素を大幅に増量されております。それでいて上手くまとめてしまえるのも、ネコミミの大家のなせる業でしょうか。製作記は
こちら。
以上であります。皆様お疲れ様でございました。
今回このようなステキ企画を実施され、貴重なスペースを提供して下さったぐりむろっく!さんに感謝いたします。
「ねこのひと」新作ぐりむろっく!さんの新作かわにしけんさん(WSC#019)作の待望のねこのひと新作、ねこのひと(素)が発売されておりました。今後もねこのひとワールドをゆっくりと広げていっていただきたいと願います。
他のディーラーさんによるねこのひと二次創作作品今回のねこのひとまつり合わせで、他ディーラーさんによるねこのひとが製作されました。
・
H.B.Company 藤崎士朗さん … ちびねこのひと
・
R.GLATT-CC 伊墨浩爾さん(WSC#043) … ねこのひと(艶)
・
Acetone 怪屋ハジメさん … ねこのひと(幼)
オリジナルのねこのひとと同じポーズの作品もあるので、並べると面白そうです。
ねこのひとのほん(同人誌)
当日、ブースで販売されていた同人誌です(すいません、バッグの中で汚してしまいました)。ねこのひとの完成品写真や、ゲストさんのイラスト・コミックが掲載されています。
個人的には岡崎武士さん(WSC#033)のイラストと中山かつみさんのコミックがお気に入りです。
完成品展示コーナーに関するデータ最後に、勝手に集計データなど
(一参加者が傍から見てまとめた数値という事で、参考程度に見てください)
申込数 …
16参加者 …
17名
作品数 …
22個
ディーラー/一般比
6/
10使用キットの種類
ねこのひと(座) …
10ねこのひと(立) …
67ねこのひと(寝) …
5不明 … 1やはり一般の人がかなり来るのかなぁと思っておりましたが、むしろディーラーさんが多くいらしていた印象。
また、過去にWebや会場コンテストで見たねこのひとが結構参加していなかったり、涙をのんで参加を見合わせた人も居る模様です。潜在的な完成品保有者はもっといるはず…!
べスパの人とか双子座の人とか。
使用キットは、(座)->(立)->(寝)と発表された事を考えると自然な数値でしょうか。(座)は今回会場でも完売していましたし、根強い人気がありますね。
関連サイト様ここ以外に、下記サイト様でもねこのひとまつりの模様を掲載しておられます。
公式サイト様
・
ぐりむろっく!さんの
ねこのひとまつりのあとでねこのひとまつりの模様が。
画像が非常に鮮明なサイト様
・
カトちゃんのアンタもスキねェ!さんで ぐりむろっく! 「ねこのひとまつり」
その1 その2が
・
瓦礫な部屋さんで
『ぐりむろっく』さん「ねこのひとまつり」が
その他のサイト様
・
S.K式*さんの
2008年08月04日で、ぐりむろっく!ブースの様子が。非常に興味深い感想を述べていらっしゃいます。
・
とあるフィギュア組み立てる人のブログさんの
2008年08月04日でぐりむろっく!ブースの様子が。
・
ABC-labo.comさんの
ワンダーフェスティバル2008夏の
2ページ目に完成品展示コーナーの写真が。
・
おた☆スケさんの
おた☆スケたんの「ワンダーフェスティバル 2008[夏]」レポート内の
個人ディーラー2と
個人ディーラー7に完成品展示コーナーの写真が。
雑誌掲載TECH GIAN 2008年10月号 松本亭フィギュア本舗 ワンフェススペシャル2008[夏]
ModelGraphix 2008年10月号 雑多えんたあていめんと。(藤田幸久氏によるイラストレポート)
あとがきこうして改めてまとめてみたり、
公式レポを拝見してみれば。参加者内にWSCホルダーが
5人いたり、武装神姫のデザイナーさんが居たり、ネコミミ造形の大家がいたりで
豪華ってレベルじゃねーぞ!。状態ですが。改めてかわにしけんさんの人望の厚さを認識いたしました。
そんなかわにしさんに、ワタシも作品コメントいただけましたよヒャッホーイ!ヽ(゚∀゚)ノ
そんなわけで、偏ったものではありますが、今回のおまつりがどんなものであったか、少しでも伝えるお手伝いができたならばこれ幸いであります。
第二回ねこのひとまつり開催を期待しつつ、締め。