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番外編その4

前回からの続きです。
今度はヒビも入らずうまくいきました。1000番までペーパーがけした状態です。
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白くなったのを消すためにつや消しクリアーを吹いた状態。埋めたレジンとパーツの色が合ってませんね~。うすいです。前々回の実験ではクリアー吹くところまではやらなかったんですが、そこまでやらないと判断できない様ですね。うーむ、惜しい。
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すでにレジンでパーツがくっついてしまってるので、現状からやり直そうとすると、色々悪化しそうです。なので今回はこのまま黒を吹いて誤魔化します。

クリアーブラックを吹いたところ。下地が透ければまだサフレスっぽくできるかな~と思いましたが、やはりまだ見えますね。
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結局この部分だけフラットブラックを薄く吹きました。思ったより違和感無いので結果オーライ…ですかね。
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フラットブラックを吹いたら前髪パーツの色と合わなくなったので、前髪にも薄く吹きました。
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隙間や気泡を同色レジンで埋められれば、修正の多いキットでもサフレスできるとか色々考えていたんですが、やはり同色のレジンの確保と食いつきの点で課題がありますね。境目に薄いスジも見えてしまいます。

最後に全体を一枚。中級編とは頭のてっぺんとステッキの色が変わっています。
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というわけで
魔法人形あやかの製作日記は今回でいったん終了します。何か思いついたらまた書くかもしれません。
コピックでの影入れはコピックフィニッシュ法が結局マスターできなかったので、やれませんでした(ぉ

りゅんりゅん亭さんではWF2008冬であやかの色違いバージョンを出されるそうで。今後この日記が少しでも購入した方の製作の手助けになれば幸いです。

そういえばワタシ実家が新宿なんですが、ぷにカラー23のしんじゅの稲荷鬼王神社に同級生が居るのを思い出しました。いや、それだけなんですが。

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番外編 その3

前回からの続きです。
前回の最後で盛ったレジンを削ろうとしたところ、また剥がれてしまったので、今度はパーツの合わせ目にレジンを塗って、合わせた時に表面にはみでるようなつけ方をしたところ、剥がれる事は無くなりました。

ガンプラ等で接着剤を多めに付けてはみ出させ、継ぎ目を融着させて消すみたいなやり方をイメージしていただければ。レジンは融着しませんが。

ペーパーがけした所です。今度は何やらヒビが入りました。良く見たらヒビというより、パーツと埋めたレジンの境目で割れたようです。考えてみればレジンは接着剤でもパテでもないわけで、食いつきは弱めな模様ですね。
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さらに問題が。顔パーツがはまりません(ぉ。本来、後ろ髪->顔->横髪の順序で組む事を忘れていました。(結局髪をしならせて強引にはめたのですが…)
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さらに前髪を合わせるとなぜか隙間が。ここは以前アルミ線を通して繋げていただけの所なので、わずかな隙間に気づかずに組んでいた模様。接着剤代わりに塗ったレジンの厚みも影響したようです。
2枚目はレジンを盛る前の状態です。
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そんなわけで、また盛りなおしました(アングルがコロコロ変わってすいません)。次回には決まる事でしょう。
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番外編 その2

カラーレジンのパーツ改修をカラーレジンで行うべく、レジンの着色実験などやっております。

黒レジン タミヤエナメル編その後
前回エナメルクリアーでテストしたカラーレジンですが、染料25%の方は硬化時間が長かったせいか、染料が分離して表面に浮いてました。
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5%の方はちゃんと全体がいいグレーで硬化してたので、↑はやはり塗料入れすぎですね。
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銀紙のカップを使ってるので回りがトゲトゲになってます。ちょっとキモイか。

黒レジン マジックインキ編
今回はマジックインキの補充インキで試してみました(遠那かんしさんに教えていただきました。ありがとうございます)。値段はユザワヤで300円ちょっと。
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最初にA液3g、B液3gに対してマジックインキを2~5適混ぜて実験してみます。マジックインキはごく数滴で染まるので、わかり易くするためAB剤を前回より多めにしてあります。インキは少なすぎて重量を計れないので「滴」で見てますが、5滴でも0.1gあるか無いかです。多分全体の1~3%程度。
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無事、全部固まりました。硬化時間も大きな差は無し。割って中身も見ましたが、ほぼ偏り無く色が付いていました。

次に髪パーツの黒にマッチする濃度を調べます。パーツの外から見えなくなる部分にドリルで穴を掘ってインク濃度2~5滴のレジンを流してみました。
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4滴でちょっと薄い程度でしょうか。5滴の部分は気泡が出てしまってちゃんと見えませんが、本番は5滴でいきます。

髪パーツの合わせ目にレジンを塗ってみました(テカってる部分)。
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ちなみに、作業可能時間は硬化の始まる5分後くらいから2~3分間。糸を引き始めたらもう危険なので止めます。

320番でヤスリがけしたところ。
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やすってる最中、薄く塗った部分が剥がれて、埋めた部分がまた出てしまいました(多分つや消しクリアをはがすのを忘れてたため)。

なので濃度5滴で再度レジンを塗布。硬化後またヤスリます。
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次回に続きます。

猫を塗りなおし
見本により近い色で塗りなおします。マーカーではこの色は12mm幅の物しかなかったので、強引に塗装。
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…とかやってたら乾燥後、塗膜が厚くなりすぎてパリパリ割れたので、皿に塗料を出してつまようじでリトライしました。
白目はぺんてるの白マーカー極細(使いやすいですが隠蔽力が今一つ)、瞳と鼻は前と同じ様に塗って、乾燥後水性トップコートを吹いて完了。
水性トップコートの方がラッカークリアーよりもつや消しになりにくいですが、その分白吹きも出にくいので、あまりマットにしたくない時はこちらの方がいいかも。
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全部マーカーで塗るという目標(?)は達しましたがもはや自己満足の領域というか。筆で塗る場合は水性ホビーカラーのすみれ色や、アクリルガッシュのパステルラベンダーあたりがいい感じだと思います。

コミック電撃大王3月号

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今発売中のコミック電撃大王のWHF有明17レポートで、当blogのよつばとふーかの写真が掲載されました。

WHF当日は3x3x3の、のbさんにお願いしてマフラーなしVerとして展示していただいてたんですが、それを電撃大王さんが撮影していったようです。
原作の「よつばと!」掲載誌に載るというのは、なかなか感動モノです。
のbさん仕上げのよつばとふーかは発売中の電撃ホビーマガジン2月号にカラーで載っていますので、今度はVer違いを撮っていったとか…?どちらにしても、のbさんの優れたキットあっての掲載でありますね。

ペイントマーカー、黒レジン

今回から番外編です。

プラ・レジンにベタ塗りできるマーカー
ガンダムマーカーは色数が少ないので、模型メーカーから出ているもの以外で、プラにベタ塗りできるマーカーが無いか調べてみました。

色々マーカー製品がありますが、いわゆる「ペイントマーカー」と呼ばれる物など、インクに顔料を使用しているものなら何でもOKっぽいです。色に白や金銀があればだいたい顔料系マーカーです。

それ以外の製品は染料を使用していて、塗ろうと思えば塗れますが明るい色では下地がモロに透けます。白もありません。

そのほか水性・油性の区別がありますが、水性でも顔料系はたいていプラ対応や耐水を謳っているので、食いつきに関してはあまり心配しなくてよさそう。ただ乾燥時間は製品によってまちまちです。
厳密な溶剤の成分はいずれも記載が無いので、とりあえず「油性の上に水性を上書きできる」事だけわかっていれば良さそうです。

色は圧倒的に水性製品の方が揃っていたので、今回は水性顔料マーカーだけ買ってきました。
ちなみにガンダムマーカーは油性顔料(ぼかし、スミ入れ系は水性顔料)、コピックは油性染料です。

で、いくつか使えそうなものを探してきました。

ZIG メモリーシステム オペーク カリグラフィー
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名前はユニークですが、普通のマーカーです。塗料がガンダムマーカー並に多めに出るので、「塗料を置いていく」塗り方が比較的楽にできます。淡いパステル色など、他のマーカーに無い色があります。顔料が多目なのか、隠ぺい力も高いです。
ペン先が5mmの物しかないのがちょっと不便かも。蒲田ユザワヤと、秋葉原ヨドバシの文具売り場で確認しました。実売170~200円程度。

三菱鉛筆 ポスカ
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色数やペン先種類はおそらく一番豊富です。蛍光やラメ入りもあり。ただ、ペン先からインクが適量しか出ないので、ベタ塗りするにはちょっとコツが必要。パーツにペン先をPUSHしてインクを出しながら延ばすように塗るといい感じになります。
メジャー商品なので、大き目の文具店やOA用品店などでも見つかると思います。実売200円~250円程度。

シャチハタ ポップメイト水性顔料
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色数やペン先種類は比較的豊富ですが、製品があまり出回っていないようで、蒲田ユザワヤでのみ確認できました。これのライトバイオレットが今回探していた薄い紫に一番近かったので、購入しました。ちなみにこの色はペン先12mm以上の製品にしかありません(ぉ
使い勝手はPOSCAに近いですが、乾燥時間が長めで耐水性が若干劣ります。実売200円~350円程度。

バリに塗ってテスト。乾燥後全てつや消しになりました。(全ての色でそうなるかは不明)
今回はつや消しでOKなんですが、ツヤを出したい場合は、ツヤありクリアー等のコートが必要ですね。
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黒レジンやプラが無かったので、コーヒー缶に書いて隠蔽度をテスト。何か問題なさそうです。
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黒レジン調合
キットの改修用に、黒レジンを作ります。パテのように塗布して使う予定なので少量ずつ。
ボークスのEX-CASTホワイトタイプに染料(クリアーカラー)を混ぜて、黒レジンを作ります。
以下は実験結果。

・染料にラッカー塗料を使用
A液1g、B液1gに対して、ラッカーのクリアーブラック0.1g。まずAにクリアーブラックを混ぜてから、Bを混合。一応グレーに染まりましたがダマが大量発生しました。いくら攪拌しても消えないのでど~にもなりません。

・染料にエナメル塗料を使用
A液1g、B液1gに対して、手順は↑と同様にタミヤエナメルのスモーク(クリアーブラック)を混合。
攪拌してもマーブル模様が残ってますが、だいぶマシになりました。左からスモーク0.1g、0.2g、0.4g、0.5g。12時間後の状態です。
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0.4gと0.5gはまだベタついてます。染料の割合が約20%と25%だから、さすがに硬化不良起こしましたかな~。白キャストを黒にするのは一番染料が要るパターンでしょうし、仕方ないんでしょうか。雪も降ってるし。

使用工具など(中級編)

中級編の制作で使用した道具は以下のとおりです。
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1. ピンバイスとドリル。ドリルは0.5mmと1.0mmです。持ち手の竹串を挿す穴を開ける用です。0.5mmは小さいパーツ用ですが、用意するのが面倒な場合はピットマルチ2で竹串をくっつけるだけでも大丈夫だと思います。
2. 瞬間接着剤。気泡埋め用に。今回はウチにあったWAVEのハイスピードタイプを使いました。普通のでも大丈夫だと思います。付けすぎるとパーツが白くなるので注意です。
3. デザインナイフ。OLFAの普通のタイプです。パーティングライン処理に。
4. ピンセット。小さいパーツを取り付けたりするとき用に。
5. 紙やすり。タミヤのフィニッシングペーパーの320,400,600番。パーティングライン処理に。今回はこの10倍くらい使いました。
6. 芸人サンダー。320,400,600番。奥まったところのパーティングライン処理に。無くても作業できますが、作っておくと楽です。詳細や作り方はこちら(サンディング補助具を作ろう)
7. クレオスのスーパークリアー光沢。スミ入れする前に吹いて、ヤスって荒れた部分を平滑にします。
8. クレオスのスーパークリアーつや消し。パーツのツヤを消して、リアルな質感を出します。今回は2缶使いました。
9. ラッカー薄め液。中身はガイアノーツのモデレイトですが、普通の薄め液でOKです。スプレーや塗装に失敗した時に、これをコップに注いで、パーツを浸して塗装を落とします。今回は書きませんでしたが、胴体のパーツで一回失敗したので使いました。
10.ガンダムマーカー。各部の塗装に使います。今回はガンダムSEED DESTINYマーカーセット、ガンダムメッキシルバー、消しペンを使いました。
11.リアルタッチマーカー。リアルタッチブラウン1とぼかしペンの2本。各部のスミ入れに使います。
12.猫の爪とぎ。パーツ持ち手用にパーツに竹串を刺し、スプレー後ここに立てて乾燥させたりします。
13.竹串。パーツの穴に挿したり、ピットマルチでパーツを付けて持ち手にします。
14.つまようじ。塗料を付けて塗ったり、ピットマルチや接着剤をパーツにつけるのに使います。
15.プラのコップ。ピットマルチや塗料をはがすときに、水や薄め液でパーツを浸すのに使います。
16.梅皿。ここにマーカーから塗料を出したり、色を混ぜるのに使います。画材店で300円くらいしますが、今後細かい筆塗り等をするなら持っておいて損はないと思います。100円SHOPにも似たような物がありそうな気がします。無ければコンビニ袋等のビニールでも代用できます。
17.ティシュー。マーカーのペン先をぬぐったり、パーツに付いた薄め液や水を吸い取るのに使います。パーツの場合は毛羽だたないように、押し当てて吸い取るように使うと良いと思います。
18.ピットマルチ2。初級編と同じように、パーツの接着等に使用します。
19.星型シール。台座にちりばめて見栄えを良くします。ユザワヤという大型手芸用品店の文具・画材売り場で189円で購入。りゅんりゅん亭さんの見本を見て、近いものを選びました。
20.画像に入れ忘れましたが、瞬間接着剤やピットマルチを出すための紙。シールの台紙やペーパーパレットなど、水を吸わない紙がベストですが、無ければ表面がツルツルした紙やビニールでもOKです。
21.画像に入れ忘れましたが、顔パーツの固定のためにマスキングテープの6mmを使いました。のり残りの無いテープなら何でもOKです。

台座はりゅんりゅん亭さんで使用しているWAVEのD・ベース(角M)ブラックOP-211-350を使用しています。コートや塗装はしていません。裏は空になっててかなり軽いベースなので、作例のようにつま先をベース隅近くで固定するようにしないと、ベースが倒れるかもしれません。

道具はこんな感じでした。

制作中に気づいた事など
難所というか時間がかかってしまったのはやはりパーティングライン処理でしょうか。特に髪の毛は折れやすい&入り組んでいる&量が多くちょっと慎重さが必要でしたし、また、キットの性質上パーツ数が多いので、処理するラインも多くなりますゆえ。
ちなみに髪以外はパーツ自体が複雑な場合を除けば、ライン自体は全体的に処理しやすい箇所にあったり、また段差も殆ど無かったので、難しい箇所はほとんど無い良キットでございまいた。
また、600番までしっかりやらないと白化が目立つので、普段よりもかなり丁寧にやっていたと思います(いや、普段はそこまで丁寧にやらんもんで…いかんですな。600番でもまだマットだという意見もあるというのに。)。

スミ入れは、りゅんりゅん亭さんの制作上の要点を見てリタッチマーカー(リアルタッチマーカー?)を使う方法でやりました。ぼかしペンを使うやり方はワタシが勝手に解釈して書きました。というかあの方法しか思いつかなかったのでした。

塗装にガンダムマーカーを使ったのは、一番簡単だろうと思ったからでした。当キットでは出来るだけ手に入りやすい道具で、かつ簡単に出来る方法を紹介するのがベターだと思ったので。
それはいいとして、あとあと考えてみたら、レジンにアルコール系塗料が食いつくかどうか確認せずにやってました。まあガンプラに直接塗れるんだから大丈夫だろうくらいの気持ちで(ぉ。一応キットの不要部分に塗って、水+綿棒で強くコスったくらいでは全く落ちなかったので、大丈夫だと思います。

ところでガンダムマーカーはアルコール系。上からラッカーのクリアー吹いて大丈夫なのかという心配がありましたが、よほど一度に吹きすぎない無い限りは大丈夫なようです。ネットで調べてみたところ、アルコール系とラッカー系は互いに溶かしあうようなのですが。ちなみにスミ入れ用のリアルタッチマーカーは水性なんですが、こちらもラッカークリアーは少しずつ吹けば大丈夫でした。

心残りはステッキの塗装でしょうか。見本の色を再現できないまま終わってしまいました。何かコピックもダメそうなので、いい方法が見つかったらまた報告します。あくまでマーカー系を使う方向で…。

あと当キットでやれる事は、もう無いような…。塗装に関しては、現状からよりワタシの腕で完成度を上げる方法は思いつかないですし、あえて綺麗なカラーレジンの色をぬりつぶす必要もなかろうかと。
あえてやるなら、コピックでの影付けくらいでしょうか?効果は未知数ですが…。
それとか頭のてっぺんの髪の分け目が若干不自然に見えなくも無いので、黒レジンを自分で調合して処理してみるとか。
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黒瞬着や黒シアノンなんて製品もありますが、やはりカラーレジンにはカラーレジン処理するのが美しいんじゃなかろうかと。
やるとしても上級編というか、ちとチャレンジングな内容なので番外編的な扱いになるかと思います。

とりあえずもうちょっと続きます。

あやか、完成!(中級編)

初級編につや消しと簡易塗装を施した中級編、このあたりで完成とします。
各アングルから一通り。
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初級編完成時との比較です。(初級 -> 中級)
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パーツのツヤが消えて、布地や肌などの質感がリアルっぽくなったかと思います。スミ入れや塗装によって情報量も増えました。実物を見るとそうでもないんですが、写真だとちょっと白化部分が見えますね。

目の三日月部分の予備パーツを黄色く塗って、青と付け替えて見ました。明るい色だと表情も違って見えますね。
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あやかさんは黒でした。
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次回は使用道具や中級編のまとめ、今後のことなどを。今回の簡易塗装を上級編をでやろうと思ったんですが、ガンダムマーカーでほとんど終えられてしまったので、また何か別のことをやろうと思います。

Mr.グルー・アプリケーター(接着剤用塗布棒)

クレオスの新製品、Mr.グルー・アプリケーターを買ってきました。去年10月のプララジショーでキャップオープナーと一緒に展示されていて、昨年中に発売予定だったのですが、延期されていました。
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何の道具かというと、接着剤やパテを塗る(塗布する)ためのスティックのセット。先端の種類は3種類あり、接着剤やパテをつけても、乾くとはがせる材質(HDPE)でできています。実売は600~700円程度。

私なんかは瞬着の点付けをつまようじでやっていて、瞬着が付いてるかどうかよく見えなかったり、付けすぎて失敗する事が多かったりしました。これの一番細いスティックは先がかなり鋭く、色も黒で見やすいので、これは実は使えるんではと最近思い初めておりました。

やわらかい材質なので、対象を傷つける事もなさそうです。
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感想
塗りごこちは、細い奴は予想通りナイスでした。先端に付いている液の量が良く見え、尖ってる先端と持ちやすい形状のため、接着面にほんの微量付けるような使い方を非常にしやすいです。
そのほかのスティックは使い道がよく見えないんですが、今まで接着剤・パテ類はつまようじオンリーだったので、こういうスティックを使うとまた違った使い方ができそうです。

乾燥後もこびりつかないか実験
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それぞれのスティックに瞬着、ポリパテ、シアノン+アルテコ粉を混ぜた物を付け、小皿には瞬着を一滴たらして4時間放置しました。瞬着は少し堅くこびりついていて先端を曲げたりしても落ちませんでしたが、爪でこすっていたらパリパリと少しづつはがれていきました。ポリパテとシアノン+アルテコ粉は先端をふにゃふにゃ曲げていたらぽろぽろ剥がれ落ちていきました。皿の瞬着は全く乾いていなかったので硬化スプレーで強制乾燥させたところ、つまようじでポロポロ剥がれました。

というわけでなかなかよさそうです。が、刃物には弱い材質なので、デザインナイフ等でこそげ取るのは止めたほうが良さそうです(というか実際少し削ってしまいました…)
また、低粘度の接着剤には非対応と取説にありますが、瞬着くらいならなんとかなりそうです。
あとはこれに700円出せるかどうかですね。使わないスティックとか絶対ありそうだし…。

仕上げ

塗装したパーツを、前と同じスーパークリアーつや消しを吹きました。台座だけはつやありのスーパークリアーを吹いてます。
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黒パーツで、ヤスリがけが足りなかったり、フラットベースが溜まって白くなった部分がポチポチ現れました。
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最初からやりなおしてもいいのですが、少しの部分なので、前回使わなかったガンダムマーカーのすみ入れふでペン(ブラック)でチョンとなでで見えなくします。黒のサインペン等でも大丈夫です。
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猫の鼻を塗り忘れていたので、またガンダムマーカーを調合してつまようじで塗りました。比率はホワイト:レッド:ブルー 2:1:1くらいです。
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スーパークリアーつや消しを吹いたらシルバーが錆びたような感じになってしまったので、表面だけ塗りなおし。
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台座に星型シールを貼っていきます。あれ?一応ラメ入りなんですが、思ったより光りませんでした。このシールはユザワヤで189円。
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以前と同じように組み立て。顔の裏はテープで留めてあるだけです。
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全体を組み終わりましたので試しに一枚。全体の撮影とか塗装前の比較等はまた後日しますです。
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吉祥寺

吉祥寺に7年ぶりくらいに行ってきました。お目当てはウェーブBe-J。
ですがBe-Jの1Fがスポーツクラブに変わってたり、駅近にヨドバシができてたり、
駅前なんかはあまり変わってない印象だったのですが、それなりに時の流れを感じました。

ウェーブBe-J
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以前来た時もそうでしたが、他であまり見ない物が色々置いてあり、物色しがいがあります。
特に古めのガレキとか工具材料系が充実しておりました。
ここでしか見れないWAVEのぺた座りヨーコもじっくり見てきました。あまり注目されてない印象もありますが、個人的にこのヨーコは好きです。

ちょうど20%OFFセール中だったので、いくつか買ってきました。
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KOVAXの耐水ペーパー(320,400)
30枚綴り大型ペーパーパレット
以前教えていただいたリキッドデカールフィルム

秋葉原スーパーモデラーズとの関係などもありますし、今後激動の展開がある予感!(?)。

ヨドバシカメラ
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店舗サイズからすると、中規模店舗というところでしょうか。ヨドバシができると、まずヨドバシで買って(安いから)、無いものを模型店で買うという流れができて地元店が弱ってくパターンがあるのですが、Be-Jには頑張って欲しいものです。
いや、吉祥寺ほとんど行かないですけど…。
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ヨドバシはどこもそんなに品揃えが変わらないので、とりあえず水性トップコートだけ購入。
久々に吹いてみましたが、相変わらずこの水性独特のフルーティな香りがたまりまへん。

ユザワヤ
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今回一番滞在したのがここかも。画材や工具、工芸材料などは蒲田店より充実している気が。蒲田店のように建物が分かれて無いし、通路が広めで見やすいですね。

あやかの台座に使う星型シールと、アクリルガッシュを購入。
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塗装

そのままでも十分見栄えするキットですが、より完成度を上げるため、部分的に塗装を施します。
使用するのはガンダムマーカーです。
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右から
ガンダムSEED DESTINY マーカーセット 実売900~1100円程度
中身は
・SEED DESTINY ホワイト(以下ホワイト)
・SEED DESTINY レッド(以下レッド)
・SEED DESTINY ブルー(以下ブルー)
・SEED DESTINY ライトブルー(以下ライトブルー)
・SEED DESTINY イエロー(以下イエロー)
・すみ入れふでペン・ブラック(まだ使いません)

消しペン 実売150~200円程度
ガンダムメッキシルバー(以下シルバー) 実売250~300円程度
無い場合は普通のガンダムシルバーでもOK。

塗り方は普通にペン先で塗っていけば良いのですが、工夫が必要な場合もあるので少し説明を。

混色
舌や爪でピンクが欲しかったので、ホワイトとレッドを混ぜてピンクを作りました。マーカーの先を押し付けて塗料を必要なだけ皿に出し、つまようじで混ぜるだけです。
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今回の配合はおおよそ以下のとおり
舌 -> ホワイト:レッド 5:1
爪 -> ホワイト:レッド 10:1
混ぜ終わったら、あまり間を置かずにつまようじですくって、パーツに塗料を塗っていきます。皿の塗料が乾いてきたら、消しペンで修正液を少し足してまぜると復活します。やりすぎると色が薄くなるので、なるべく1回で終わるよう最初から多めに作っておきましょう。

つまようじで塗る
ペン先の入らない奥まった部分では、つまようじを使います。マーカー先につまようじをあてがい、塗料をしみ込ませて使います。ようじの先の塗料をパーツに置いていくようにするときれいにできます。
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はみ出た場合の修正
消しペンで修正部分をタッチして修正液を出し、ティッシュや綿棒で拭います。ただ、ペン先が太い上に修正液が多めに出てくるので、細かい部分では(ほとんど細かい部分ですが…)直接使えません。この場合ペン先につまようじをあてがって液をしみこませて、つまようじでこすって消します。消えるまで何度か繰り返しましょう。
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以下、各所に使う色や塗り方など。

リボン
リボンのふちをホワイトで。表・裏・それと山の谷間も忘れずに。
他のパーツもそうですが、パーツのほうが色が濃い場合は下地が透けるので、乾いた後にもう1度重ね塗りします。
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口の中パーツ
おもてから見える先端部分だけつまようじでピンクを塗っていきます。
ピンクの配合は ホワイト:レッド 5:1 くらい。
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目の三日月模様の部分
表から見える部分だけでいいのでブルーで塗ります。予備に同パーツがもう一つあるので、そっちはイエローで塗ります。
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袖の十字架
シルバーで塗ります。十字架の側面はつまようじで。はみ出た場合もつまようじで。
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フリルはホワイトで、十字架はシルバーで。十字架は薄いので、表面だけ塗りました。
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つまようじで塗ります。ピンクの配合は ホワイト:レッド 10:1 くらい。
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ステッキの猫頭
見本だと薄い紫っぽいので、ガンダムマーカーだと白+赤+青の混色で作れるのですが、パーツ全体を塗りきれるだけの分量を作るのが難しかったので、割と近い色のライトブルーをそのまま塗りました(白目の部分除く)。このセットのこの色は細先なので、広範囲を塗るときは寝かせて使います。
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マーカーセットについて
今回使ったガンダムSEED DESTINY マーカーセットは、すでにSEEDが終わってるので入手しづらくなるかもしれません。放映中の00(ダブルオー)のマーカーセットも、ほぼ同じような色セットが最近出たので、そちらでもOKだと思います。

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(追記)
と、ここまで書いておいてアレですが、コピックモデラーも組み合わせた方がベターだったようにも思えます。ガンダムマーカーで揃えたのは、入手性を考えてできるだけ同じ製品で統一したかったのと、シルバーがコピックモデラーに無かったから。
ただ消しペンがあまりに小物塗装に向いてないのでと、最後の猫頭の色が出せなかった事を考えると、以下のような組み合わせも良かったかと。

・バラ売りのガンダムマーカー 白、赤、青、黄、シルバー。
・コピックモデラーの淡くグレイッシュな紫(BV23)。 作例の猫頭に近い色です。
・今回使ったセット
・コピックモデラーのカラーレスブレンダ。消しペンの代わり。

ガンダムマーカーはカラーレスブレンダでも消せます(確認済み)。ペン先が細い物なども有るので、細部でも直接ぬぐって消せ、つまようじも不要。別売りで補充液や交換用ニブ(ペン先)もあります。

さらに前回のスミ入れでも、コピックモデラーの茶色(E25)とカラーレスブレンダの組み合わせで同じ事ができると思います。

できればコピックモデラーでなく、普通のコピックの方がいいと思います。いっそのこと銀以外全部コピックにしても良いかも。
(ガンダムマーカーやコピックモデラーより色やペン先の種類が圧倒的に多いですし。少し高いですが)

というわけで、色々惑わすような事を言ってしまいましたがこれから始める方はご一考を。

スミ入れ

スミ入れを行いました。
スミ入れに使ったのは、ガンダムマーカーのリアルタッチマーカー(リアルタッチブラウン)とぼかしペン。
ayaka_Marker_0112.jpg

ガンダムマーカーには別にスミ入れ用極細ペンがありますが、そっちではなくリアルタッチマーカーの方を使います。

方法は、まずスミを入れたい部分(靴ひものワキなど)を、リアルタッチマーカーで塗ります。はみ出してもふき取れるので大丈夫です(これはやりすぎかも…)。
ayaka_boots_himo_brown_0112.jpg


つぎに、ぼかしペンではみ出した部分をふき取っていきます。溝の中まではぼかしペンが届かないので、溝や奥まっている部分にブラウンが残ります。
ayaka_boots_himo_brown_fuki01_0112.jpg


ふき取るとペン先が汚れるので、ティッシュで汚れをぬぐいながらふき取っていきます。スミが入りきってない部分があったら、また同じようにマーカーで塗ってはみ出しをふき取ります。
ayaka_bokashimarker_fuki_0112.jpgayaka_boots_himo_brown_fuki02_0112.jpg


皮の合わせ目などは溝ではなくただの段差なので、ちょっとコツが必要です。上の方法だとぼかしペンが全部ふき取ってしまいブラウンが残らないので、段差に向けてブラウンを寄せるように、矢印方向にぼかしペンを動かします。ぼかしペンが少し汚れたままの方がやりやすいです。
ayaka_boots_dansa_brown_fuki01_0112.jpg


同じように他のパーツもスミ入れしました。
ayaka_sumiire_allparts_0112.jpg

スミ入れ箇所は以下のとおり。
ブーツ -> ひもの結び目、段差部分など
顔 -> 二重の線とまぶた
インナー左右 -> ギザギザの部分と穴
インナー下 -> 模様と段差部分
ステッキの先の丸いの -> 目と口の模様
猫アクセ -> 目の模様

インナー下はあんまりキレイにできませんでした。ゴメンナサイ。

下地処理?完了

赤、アイボリー、白のパーツパーティングライン、気泡埋め、ツヤ調整などを行いました。

前回説明し忘れたのですが(こればっか)、パーツを保持するための道具を説明します。
使用するのは、猫の爪とぎと、竹串。パーツに適当な穴を開け、そこに竹串のとがってる方を刺して、持ち手にして使います。
スプレーするときは串を持ち、写真のように串の反対側を猫の爪とぎに挿して、乾燥させたりします。
ayaka_allparts_0111.jpg


串はスーパー、コンビニ、100円SHOP等で買えますが、写真のような普通の棒状の物を選びます。
takekusi_0111.jpg


猫の爪とぎは蜂の巣状に深い穴があいていて、どこにでも串を挿せるので使いやすいです。買ったままだと長いので半分に切り、切り口をガムテープで保護してます。私はコーナンで280円で買いました。串が太くて穴に入らない時は適当に削って細くします。
kushitate_0111.jpgkushihoso_0111.jpg


竹串をパーツに刺す穴は、アルミ線用の穴があればそこに挿しても良いし、パーツの接合部
など見えない部分にドリルで開けてもOKです。小さいパーツでも、大体どこかしら厚みのある部分があるので、そこに裏から穴を開けて串を挿します。
ayaka_boots_ana_0111.jpgayaka_maegami_ana_0111.jpgayaka_ribbon_ana_0111.jpgayaka_skirt_ana_0111.jpg


胸の猫パーツだけ薄くて穴あけができませんでしたが、軽いパーツなのでピットマルチ等で串をくっつけます。
ayaka_neko_0111.jpg


アルミ線はパーツに挿したままでOKです。
ayaka_sen_0111.jpg


これらのパーツはこれから色を塗るので、まだつや消しを吹きません。
ayaka_nuri_parts__0111.jpg

[2007/01/13追記]顔と猫アクセパーツ、左足の台座もでした。

ブーツはこれからスミ入れをするので、ヤスリがけでざらついた部分にスミが残らないように、ツヤありのクリアーでコートし、表面を平滑にします。
他にもスミ入れするパーツはあるのですが、スミ入れ部分にはヤスリがけしてないので、そっちはそのまま行きます。
ayaka_boots_tsuya_0111.jpgsuperClear_tsuya_0111.jpg


左ブーツの足首の部分で、パーティングラインとスジ彫りがクロスしてる部分があります。パーティングラインをヤスリがけするとスジ彫りも消えてくるので、デザインナイフの先でなぞって復活させながらヤスリがけします。
ayaka_boots_left_suji.jpg


道具 その後

アイガー 精密ナイフキット
秋葉原ヨドバシで、精密ナイフキットなる新製品を見つけました。見た感じ以前紹介したエキスパートナイフにそっくりで、価格も近く、ボディにはFEATHERの刻印が。一瞬エキスパートナイフのOEMか?と思い周りを見てみると、替え刃も1枚単位で売っている模様。
エキスパートナイフは入手性がよろしくないのが欠点なので、ヨドバシで買えるようなら歓迎と思い、ためしに丸(ラウンド)の替え刃を1枚買ってみました。
Feather_Brade_00.jpg

そしたら前に買って失敗した、安い黒いナイフの替え刃と同じでやがりました。
ボディだけステンにしても刃が使えん方のままじゃダメなんだよぉぉぉぉorz。エキスパートナイフのボディにもばっちりはまるのが逆に悔しい感じ。
あっところで黒い方にはキャップがついてるのですが、エキスパートナイフには付いてないので流用できる点だけナイスです。
Feather_Knife_01.jpg


ガイアノーツのデカール新製品
以前ホビコン02東京で見かけたガイアノーツの新製品インクジェット用デカールですが、WHF有明17で詳しく話を聞いてみました。そしたら、結局タトゥーシールとMD用デカールシートのセットのような製品である事が判明。

タトゥーシールとMD用デカールシートでインクジェットデカールを作る技法は、インクジェット専用デカールシートが発売されるまでよく使われてた方法で、メルボックスさんが詳しいです。

私もやってましたが、デカールを作る工程がちょっと面倒で(ブースに見本がありましたが、あれを作るまでが面倒)、また厚くなってしまうので最近はやってませんでした。クリアーで塗膜を保護するのではなく、シール自体が保護膜になるのでニジミ等には強いのですが。
新素材を開発して従来より薄くしました!みたいなのなら興味はあるんですが、結局Tooあたりの既製品OEMになりそうな予感も。

パーティングライン処理、つや消し吹き

りゅんりゅん亭の遠那かんし様からご連絡いただき、りゅんりゅん亭のサイトに当blogをリンクしていただきました。
当blogの魔法人形あやかの製作記事などを読んでいただけたそうで、リンクのページと、制作講座(魔法人形あやか)の所で紹介していただいてます。ありがとうございます。

以前のROUND FACERさん同様、ディーラーさんと同列にリンクを並べていただけるとなにやら恐れ多い気もいたしますが、今後もよろしくお願いいたします。

のりをはがす
前回説明し忘れたのですが、中級編(前回から)に進むために初級者編で使用したのり(ピッチマルチ2)を取り除きます。
水で洗えば落とせるのですが、厚塗りした時やパーツが多い場合はちょっと大変なので、ぬるま湯にパーツを1時間ほどつけておくと、ふやけてピンセットやつまようじできれいにはがす事ができます。
ayaka_cup_0105.jpgayaka_hagasi_0105.jpg


パーティングライン処理、つや消し吹き
黒パーツのパーティングライン処理と、つや消しが終わりました。
ayaka_blackparts_all_0105.jpg


髪の毛はパーツ数も多く、形状も非常にシャープなので、折らないように慎重に作業しました。
ヤスリがけ中
ayaka_kami_0105.jpg

レジンキャストはある程度弾力があるので、根元からポキリはありませんでしたが、先端が1~2mm欠けたことが数回。ですがその程度ならまたヤスって尖らせてしまえばわからなくなります。
ヤスっているときよりも、指や工具で弾いてしまい焦る事が多かったです。

前回お話した芸人サンダーですが、詳細はエビス堂様のこちらをどうぞ。本キットでは髪の毛の隙間やリボンの結び目でお世話になりました。無くても作業できますが、あると楽です。
こういう所をヤスるのに便利
ayaka_ribbon_yasuri_0105.jpg


つや消しには、クレオスのスーパークリアーつや消し(缶)を使いました。
ayaka_superclearkan_0105.jpg

1回サッと吹いて乾かして、もう一度吹く位でちょうどよい感じになりました。
一度に吹きすぎると、下のようにフラットベースの粉が窪みに流れて白くなってしまうので、追加で吹く場合でも薄く何度かに分けて吹くのが良いと思います(それでもやりすぎると今度は全体が白くなってきますが…)
フラットベースが窪みに溜まって白くなった例
ayaka_flatbase_damari_0105.jpg

この程度ならそれほど目立ちませんが、気になる場合はデザインナイフの先端等でやさしくなでてこそげ取る事もできます。

今年もよろしくお願いします

東京の実家へ帰省しておりました。距離にして20kmの場所ですが(ぉ。

昨年はイベントや当サイトを通じ、多くの皆様方にお世話になりました。
遅ればせながらお礼申し上げます。ありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

今年も昨年と同じような感じで、キット作成やコンテストのレポ等を中心に
更新していきたいと思います。

魔法人形あやかの作成レポが中級編の途中で止まってますが、作業は進んでいるので数日中に再開します。

今年は4~5月にイベントが集中してますが、こちらも予定が許せば全部参加したいと思います。
コンテストへの出品は…そのときイイものが出来ていれば(笑)。

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